LEZYNE の GPS 付きサイコン MICRO GPS を購入しました

 


カッチャッタ!





今までは経路の記録には iPhone アプリの Runkeeper を使っていました。
iPhone で地図を見ながら走ることが多かったのと,長く使って愛着があったのですが,100キロを超えるあたりから記録が不安定になり記録中によく落ちるのが欠点でした。
再起動すれば,落ちた時点から再開できましたが,走っているときはだいたい気づきません。
ということで別のアプリ・・・ではなく専用品を探してみることにしました。


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本体選び

要求スペック

欲しい機能とスペックをまとめると以下のような感じです。

機能 備考
GPS 内蔵 単独で測位が出来て走行ログが取れること
ANT+ 対応 Bluetooth は信頼性がまだ低そう?
Bluetooth対応 PC・スマートフォンとの通信用
お値段 基本はスピード表示+ケイデンス表示+走行ログが記録できればOK
電池 そりゃ長いに越したことはないさ
ナビ機能 不要。地図・ナビは引き続き iPhone 使用
strava 対応 デビューしました!

ということで,各メーカーの対応状況を調べます。



メーカー比較

ざっと調べたのはだいたい以下の機種です。

メーカー 機種  
GARMIN Edge 520J Edge 25J
POLAR V650 M460
CATEYE CC-SC100B  
Bryton Rider310  
LEZYNE SuperGPS MicroGPS

 

 

 

 




選ばれたのは

LEZYNE でした。
機種は MICRO GPS を選択。小型・モノクロタイプです。

機能 対応状況 備考
GPS 内蔵 GPS 対応
ANT+ 対応 対応
Bluetooth 対応 センサーもiPhoneとも通信可能
お値段 お手頃 定価 ¥14,800
電池 14時間
ナビ機能 不要だけど,簡易ルート表示ができるみたい
strava 対応 スマートフォンアプリ or PC 経由

http://www.diatechproducts.com/lezyne/micro_gps.htmlwww.diatechproducts.com

LEZYNE の GPS サイコンには他に,カラー液晶タイプ,画面少し大型全部入りタイプ,機能控えめタイプ がありますが,機能控えめを除けばスペックにそれほど大きな差はありません。
液晶はモノクロで十分,画面も小さくてOKと考え,Micro GPS を選択しました。

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LEZYNE商品ページ|各モデル比較表


なお,LEZYNE のメーカーサイトにサイコンの対応センサー一覧が載っています。

GARMIN のスピード/ケイデンスセンサーも載っています。
そもそも,基本的には共通規格の ANT+ か BLE(Bluetooth SMART) 対応のセンサーであれば使用できるはずなんですが。


その他,調べた機種についても簡単にメモ



GARMIN

カラー液晶も,地図表示ナビも不要なので,買うとしたら Edge 25J です。
なのですが,25J はバッテリー持続時間が8時間とちょっと頼りない感じ。
バッテリーはいつかヘタるので,仮に半分の4時間になるとすると実用範囲外になってしまいます。
それにどうせ GARMIN を買うなら 520J 以上を買ってバーチャルトレーナー機能を使いたいところです。
520J にすると途端に ¥36,000 もするので,今回はパス。
www.garmin.co.jp
www.garmin.co.jp

POLAR

同じくカラー液晶も地図ナビも不要なので,予算を考えて買うとしたら M460 でしょうか。
それでも ¥23,800 もします。
また,センサーが Bluetooth のみ対応でANT+に対応しません。GARMIN のマグネットレス式を使いたいので今回はパス。
www.polar.com

CATEYE

比較的安価で,GPS 対応の最上位モデルの CC-SC100B でも ¥16,000のお手頃価格。
が,GPS対応と言っても,GPS 自体が内蔵されているわけではなく,スマートフォンで受信した位置情報を記録します。
その機能を使うときは,センサーもサイコンとは直接通信をせず,スマートフォンBluetoothで接続します。つまり実質スマートフォンをサイコンとして使用し,サイコン本体はただの表示器として機能します。
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・・・というなんとも中途半端な仕様です。
コスト的には有利ですが,そもそも今回はANT+を使いたいのでパスです。
www.cateye.com

Bryton

どれを買えばいいのかイマイチわかりませんが,Rider 310だと,仕様的にはなかなか優秀で,ANT+,Bluetooth 両方対応,GPS内蔵,バッテリー持続時間36時間,Strava対応 と良い感じです。
が,流通量が少なそうで,なにやらキワモノ中華商品の匂いがします。価格もイマイチ安定していません。
何か危なっかしいので敬遠しました。
Welcome to Bryton Inc Website - Home










センサー選び

Bluetooth or ANT+

ANT+ と Bluetooth SMART はサイクルコンピュータ本体とセンサーの接続方式。
ちなみに ANT+ は GARMIN の子会社が作った低電力無線通信プロトコルです。センサーをサイコン本体とペアリングして使用します。ANT+ に対応していれば,センサーとサイコン本体のメーカーが違っていても問題なく通信が可能です。
同じように Bluetooth も近距離用の通信プロトコロルです。オーディオやキーボード・マウスによく使用されています。最近,BLE(Bluetooth Low Energy)という低電力で使用できる仕様が策定され,自転車のセンサーの通信に採用されたというわけです。ANT+ と同様にセンサーとサイコン本体のメーカーが違っていても使用できるようになっています。
GARMIN は ANT+ を作った会社の親会社ということで,(今のところ) Bluetooth 対応のセンサーは発売していません。
※ サイコン自体は対応?少なくともスマートフォン/PCとの通信には対応していて,データのやりとりはできるようです。

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第508回:ANT/ANT+ とは - ケータイ Watch Watch

ANT+ 対応

センサーは ANT+に対応したものを探すことにしました。
最近は Bluetooth SMART(BLE) も増えてきているようですが,信頼性は ANT+ がまだ上っぽくできればこちらを選びたいところ。

脱マグネット式

長らく使っていた CATEYE のスピード/ケイデンスセンサーは後輪/ペダルにマグネットを取り付けるごくごく一般的な方式です。
ところがこれ,1個のセンサーで2個のマグネットを検知しなければならないため,位置調整が微妙にめんどくさいのです。(強力なネオジム磁石に交換している人もいるようです。)
輪行するとズレていることも多く,毎回イライラします。

GARMIN Speed Sensor/Cadence Sensor 1210401

ということで,位置調整のいらない,GARMIN の スピードセンサー/ケイデンスセンサーを買うことにしました。(ANT+対応)

これはスピードセンサーをホイールのハブに,ケイデンスセンサーをペダルに巻き付けておけばセンサー自体が回転を検知して信号を発振してくれる仕組みになっています。マグネットがいらないので,位置調整も不要です。
ちょっと高いですけど・・・。









届いた

さっそくセットアップして取り付けます。

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本体はゴムバンドでマウントを固定するだけで結構カッチリ固定できます。

センサーはホイールのハブとペダルに巻き付けるだけでOK。タイヤとペダルを回転させれば,センサー電源が入りますのでコンピュータ側でペアリングスキャンして登録するだけです。次回以降は動作させれば勝手に見つけて接続してくれます。

各ページの表示項目を全5ページ,各2〜4項目を選んでレイアウトできるようになっています。

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こんな感じに。


とりあえず

1 2 3 4 5
ライン1 スピード スピード (今回走った)距離 時計 Trip1
ライン2 ケイデンス ケイデンス 平均スピード 標高 Trip2
ライン3   時計 平均ケイデンス 勾配 Bike1走行距離
ライン4     獲得標高 気温 総走行距離


に設定しました。
1と2は時計があるかないかだけの違いです。2行表示の方が見やすそうなので作りましたが,そのうちどちらか消してしまおうと思っています。



ここが便利

  内容 コメント
1 落ちない 安定して動作します。まあ当たり前かもしれませんけど,それが嫌でスマホアプリからの乗り換えなので大変ありがたい
2 小さい 高機能サイコンだとどうしても大型が多いですが,いろんなものを表示させたいわけではないので,これは小さく気に入っています。
3 ページレイアウト 5ページある画面を自由にカスタマイズできるようになっています。
しかも,iPhone アプリから自由に編集が可能
4 スマホアプリから設定変更 上記のページレイアウト以外にもほぼすべての設定をスマートフォンから変更できます。
数値入力など,小さいボタンをぽちぽち押すのは結構めんどくさいのでありがたいですね。
5 ルート表示が意外に便利 来たルート軌跡を表示する機能があります。正直,道に迷うような状況の時にはスマホのマップを使うのでどうでもいいのですが,ただ来た道を戻るだけのときに現在地がなんとなくわかるのは結構便利です。


 

 


ここが不便

  内容 コメント
1 操作ボタンの押しやすさ ボタンは両サイドに2個ずつ,計4個あります。
押しにくくはないですが,もっと押しやすいボタンが1個あると便利な気がします。
前使っていた CATEYE では本体そのものが押せるようになっており,見なくても簡単に押せるようになっていました。
2 Oddの編集 CATEYEでは当たり前のようにできた総走行距離の編集ができません。サイコンを買う前の数値を入力したいのですが・・・そのうちファームウェア更新で対応してくれるといいんだけど…ファームウェアをアップデートしたら対応しました。
3 スマホアプリ 機能的には満足しています。
が,完成度はまだまだな感じです。頁のレイアウトを設定できるのは良いのですが,ページの順番を入れ替えられないなど,メーカー製のアプリとしては改善の余地があるように思います。さすがにこんなのは誰でも思いつくので,いずれ解決するでしょう。

 

 



最後に

基本的に大満足の買い物でした。
(自分の買ったものを悪く思うのは難しいですけどね)

使い勝手はメーカーサイトに取説がアップされているので,だいたいの想像はついていましたが,フタを開けてみるとファームウェアのアップデートにより機能が追加/使いやすく改良されていて,うれしい誤算でした。
今後もアップデートによって便利になっていくことを期待します。




実走

近くを50キロほど走ってきました。

当たり前かもしれませんけど,途中で落ちることもなく,オート一時停止も精度良く働くので付けていることを忘れるくらいいい感じに走れました。
これで数日に渡って200〜300kmくらい安定して記録してくれれば最高です。

Strava にアップするとケイデンスも時系列に表示されています。なかなか楽しいですね。
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Strava

それにしてもパワーのない奴よ・・・

あまり使わないと思ってはいますが,簡易ルート案内もあるので,一度試してみようと思っています。







Strava


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