定番の追加メーター、油温計・油圧計・水温計を増設しました。
別にサーキットとかは行かないのですが、車の状態を知るのに役立ちそうなので・・・というのはタテマエで、とにかく計器類が好きなんですよね。純正のおおざっぱなメーターは面白くないですし。
定番のDefi・・・は高いので、安かろう悪かろうと評判のAUTOGAUGEを買ってみました。
1世代古いモデルのようですが、458シリーズ:油圧計・油温計・水温計の3点セットをヤフオクで15000円くらいで買ってきました。Defiで揃えると多分0が1個増えるくらいですな。
ライト点灯に連動して、バックライトがホワイト→オレンジに切り替わるタイプです。
あとエンジェルリングとかいう、メーター周りを赤ランプで縁取りされて光るのが特長らしいのですが、そこはどっちでもいいです。ていうかエンジェルリングて。
こういうの買った
オートゲージ 水温計 52Φ 日本製モーター Aリング 458 :458WT52:W-CLASS - 通販 - Yahoo!ショッピング
できあがりの図 スモール点灯でオレンジに変わります
準備
お買いもの
メーターを買うと以下の物が入っています。
- メーター本体
- センサー
- センサー〜メーター間接続ケーブル
- 電源用ケーブル(短い)
- 両面テープの台座
- フード
この他に最低限必要な物は、
- センサーアタッチメント/オイルブロック
センサーをエンジンオイル、冷却水の流路に入れる為のパーツです。要は土管にセンサー取り付け用ねじ穴が切ってあるパーツです。センサーを取り付ける場所によって色々あるようです。また、センサーとねじ穴の隙間を埋めるシールテープも必要ですね。
- 電源の延長ケーブル、接続パーツ
付属の電源ケーブルはメーターに取り付けられるカップラがついた20センチくらいのケーブルですので、そこまで電源を持ってくるケーブルを用意します。ヒューズボックスから引っ張ってくるとすると、電源取り出し用ヒューズ、接続用パーツを買っておきましょう。
センサー設置
水温センサー
普通、水温センサーは簡単らしいのですが、RX-8はラジエーターのアッパーホースが冷却水タンクの下にありまして、まずタンクを外します。さらに、タンクを外すにはバッテリーとバッテリーケースを外す必要があります。
がんばってタンクを持ち上げながらカッターでホースを一部切断しセンサーアタッチメントに差し替えます。
本当はセンサーが下か横を向くようにしたかったんだけど・・・
油圧・油温センサー
オイルフィルターを外し、センサーアタッチメントをフィルターとエンジンの間に取り付けるだけです。RX-8はフィルターが上向きについているので、オイルが完全に冷えていれば、ほぼこぼれません。
配線
メーター側 | 電源側 |
赤 メイン電源 | ACC(助手席ヒューズボックス) |
白 ACC | ACC(助手席ヒューズボックス) |
オレンジ 夜間減光用 | TAIL(エンジンルームヒューズボックス) |
黒 GND | エンジンルームヒューズボックス横(どこでもいい) |
説明書にはメイン電源は常時通電から取れと書いてありましたが、暗電流が多いらしい&常時通電の必要がないのでACCへ。ワーニング値を設定できるメーターとかだと常時通電の必要があります。
ヒューズボックス
助手席側 エンジンルーム側 助手席側
位置 表示 容量 保護装置 2 ACC 7.5 A オーディオ・電動ミラー エンジンルーム側
位置 表示 容量 保護装置 32 TAIL 10 A 尾灯・番号灯・車幅灯
メーター設置
窓板を透明に
オートゲージの設置方法など調べていると、目に付くコメントが「暗くて昼間見づらい」というもの。確かに暗い。で、カバーを外して透明レンズに交換している人がいましたので、真似してみました。
1 mm厚のアクリル板を買ってきて、アクリルカッターで円形に溝を入れ、えいやっと円形に割ります。綺麗に割れなかったり、多少バリが残ったりしますが、どーせ見えなくなるのでそのままでOK。要はメーターにおさまればいいのです。
(追記1:2 mm厚のアクリル板も試しましたが、割るのが大変なのでやめました)
(追記2:窓板を交換すると、分解時にメーターのふたが変形し、あとで純正のフードに入らなくなりました・・・)
窓板交換した
室内配線
中央上のパネルを外すには、ソフトノブ→センターコンソール→灰皿→エアコンオーディオ・エアコン吹き出し口→中央上のパネル の順に外す必要があります。
外します。
こんなんなります
MAZ/AUX-1取り付け1 オーディオ取り外し編|RX-8/マツダ|整備手帳|SUNSUN|みんカラ - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)
RX-8前期インパネ周辺の内装の外し方【1】 - どろあそび。[ver.2.0(仮)]
外したら運転席側から引き込んだケーブルを、パネルに開けた穴まで引っ張り上げてメーターへ接続。
中央のパネル外して穴開けた
ついでに
来たるべきドライブレコーダー設置の日に備えて、電源用のケーブルを1本通しておきました。助手席のヒューズボックス付近まで延ばしてあり、簡単にACCから電源を持ってこられます。
トラブル
結局、ド素人のくせにすべてDIYでやりました。おかげでいろいろトラブルがありました。はー、やれやれ。
クーラントをこぼしまくる
冷却水の流路(ホース)を切ってセンサーを入れるのですから、多少の漏れはしょうがありません。
駐車場に広がるエチレングリコールとフルオロセインか何か水溶液(すいませんすいません)
その後、補充用クーラントを買ってきて注ぎましたが、エアが抜けた or どこかから漏れてる、または両方によってタンク水位が下がりまくり&クーラントの甘い匂いがしております。センサーアタッチメントをチェックしたところセンサー部分から滲んでいましたが、大した量ではなさそうでしたので、流路のエアが抜けて水位が下がったと思われます。匂いは最初にこぼした分だと思いますが、いつまでも消えないので、念のためしばらく補充液を常備しておくことに・・・。
油圧センサー壊れてる
エンジンの負荷に反応し、針が上昇するので配線はあっていそうですが、アイドリングでは0を差してしまいます(警告ランプ点灯)。0ってなんだよ真空かよ。
油圧計を苦労して取り付けた油圧センサーを外して抵抗値を計ると、センサー設計値の240〜30 Ωを超えていますから、センサーがおかしいようです。
既に初期不良の交換期間は過ぎていますし、メーター本体のほうもバラして改造してしまいました。しょうがないので新しいセンサーを買いました。
はい3500円(送料込み)
交換後、正常に動作しているようですが、しばらくするとアイドリングで0.5 bar くらいを指し、警告ランプが点灯します。調べてみると1.2〜1.3くらいが標準のようですが(?)、誤差にしては大きいので、これもセンサー異常か(安物だしあり得る?)、アースがうまくとれていないのかもしれません。あるいはオイルが足りない?
メーター本体ぶっ壊した
当初は黒いレンズを交換するために分解していましたが、次第に手段が目的化。完全に分解てしまいました。で、ステッピングモーターを指で回していたら壊れました。
はい5000円。
今はもう動かないおじいさん
かかった費用
ゲージ本体 一式 | ¥15,000 | ![]() |
壊した油温計 | ¥5,500 | ![]() |
センサーアタッチメント | ¥12,000 | ![]() |
配線パーツあれこれ | ¥4,200 | ![]() |
アクリル板(1 mm, 2 mm) | ¥1,500 | ![]() |
補充用クーラント(1L) | ¥1,500 | ![]() |
油圧センサー | ¥3,500 | ![]() |
工具 | ¥3,800 | ![]() |
合計 | ¥47,000 |
近くのスーパーオートバックスで取付工賃を見積もったら、取付工賃50000円くらいでしたから、20000円くらい浮いた、はず。