ヒルクライム最終兵器 12-30T スプロケットを導入した。

六甲山ヒルクライムのため、新兵器を投入しました。

私のロードバイク (BH DESEO) には購入時から装着されていた CS-5700/12-27T がついています。
ホイールは RS-81-C24(クリンチャー) に換装しましたがスプロケはそのままです。

六甲山の逆瀬川ルートの勾配はきつく、ほとんどの区間で1速 (27T) に入れっぱなし、場所によってはケイデンス 50 (8 km/h) を切る状態が続くような有様。
明らかに足りてませんし、この前軽く抜き去っていったローディはもっとでかいギアを使っていました(!)

というわけでもっとギアを!
30T スプロケ導入、これです。

で買ってきたのは表題の通り CS-6700/12-30T
先々代の10速アルテグラグレードにラインナップされていたスプロケットです。
だれが名付けたのか、乙女スプロケとか言われています。
なんというか、失礼なネーミングですよね。



[1] 計算

さて、現行の 12-27T と新兵器 12-30T を比較しましょう。
各ギア比と速度・ケイデンスで計算すると以下のようになります。
見づらいですが,
1行目:○速
2行目:リアギア歯数
3行目:フロントインナー(34T)でのギア比/速度/ケイデンス
4行目:フロントアウター(50T)でのギア比/速度/ケイデンス

単純にギア比を計算

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ケイデンス 85 rpm での速度

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速度が 10 km/h まで落ちたときのケイデンス

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1速の左が空いているのは後で11速コンポが欲しくなった場合に備えて空けてあります(うそです。すでに欲しい)。
現行の 12-27T と比べると、16T がない代わりに 30T が増えた感じですね。
速度が 10 km/h まで落ちてケイデンスが 60 を切っても 30T ならまだ1枚残っています。

一方でなくなった 16T は結構使っていたので、ヒルクライム以外のときにはスプロケを元に戻して乗ることになりそうです。
いちいち交換するのは面倒ですが仕方がありません。
仮に11速化によってこの点が解決できるのならば超欲しくなっていたはずですが、幸い(?) 11T が増えるだけで 16T は帰ってきませんので今回の目的に対して11速化は魅力的ではありません。

[2] ディレイラーの対応

DESEO 号には RD-5700 が装備されていました。

12-30T を使用するには・・・
フロントはコンパクト(34/50T)なので、トータルキャパシティは 16 + 18 = 34T 必要です。

取説を見てみましょう。

RD-5700(SS相当) 仕様

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・・・どれどれ・・・
トータルキャパシティ 33T ←×
リア最大ギア 28T ←×
リア最小ギア 11T ←OK

おお・・・ギリギリ互換性がありません。

まあシマノのことなので実際には大丈夫なんでしょうけど・・・

少し調べてみると、マイナーチェンジ版 RD-5701-SS ならば、トータルキャパシティ:34T でぴったりなことがわかりました。

RD-5701-SS 仕様はこれ(多分)

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トータルキャパシティ 34T ←OK
リア最大ギア 30T ←OK
リア最小ギア 11T ←OK

これに交換すれば、今までのスプロケットに対応させたまま、30T が使えます。
105 5700シリーズはとっくに廃番ですが、Amazon などで容易に入手可能です。

もちろん 105 である必要はありませんが、運良くタダで手に入りました。

ちなみに、RD-5700 と RD-5701 を並べてみると、確かに違いますがよくわかりません。
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[3] 装着後の写真

こんな感じになりました。
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おお・・・でかい・・・。ロードバイクっぽくないスプロケ具合。


27T と比較するとこんな感じです。最大 27T の (左) にもう1回り大きい 30T (右) が増えました。
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ついでにディレイラーの Low 側と High 側の位置決め調整ネジを六角穴に変更しました。
ホームセンターで買ってきて交換しただけですが、今までの(+)ネジより調整がしやすくなりました。
ちなみに現行の 105 やアルテグラは純正で六角が採用されています。
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[4] チェーン

スプロケットが大きくなった場合にはチェーンの長さも再確認が必要です。
RD のキャパシティを真面目に調べておいてなんですが、すっかり忘れていました。

とりあえず問題なく変速できていますが、リアが 28T 未満かどうかで長さの確認方法が違います。
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またぼーっとしてましたが、とりあえず問題なく動いているのとチェーンを新しくしたばかりなのでそのままにしています・・・。





さてさて・・・30T の効果やいかに。

買ったもの

万年筆を買いました

沼の住人に誘われて・・・というわけではあるようなないような・・・。

買ったのはこれです。


 

ペンはパイロットの Plumix という、ちゃちいやつです。
なぜかメーカーWebサイトに載っていないのですが、一番安い習字ペンと同じようなものだと思います。
太さはF(細字)とEF(極細)を1本ずつにしました。
お店で試し書きは出来ましたが、しばらく使ってみないとわからなさそうなので両方買いました。

インクはプラチナのブラックインクです。
こちらも何種類か試して決めました。


[1] ペン選び

最初に気になったのはプラチナのノック式万年筆「キュウリ出すキュリダス」です。
ノック式は長らくパイロット「キャップレス」の独壇場だったようですが、そこへプラチナ社が参入したわけです。
仕事でメモを取るときにも使いたいのでノック式が便利そうと思っています。

www.platinum-pen.co.jp
kobe-nagasawa.co.jp

ギミックが見えるスケルトンボディがかっこいいですね。
特徴を読んでみるとライバル(PILOTキャップレス)を狙い撃ちにしている感じがします。

例えば、キュリダスはクリップが取り外せるようになっています。
万年筆はインク漏れを防ぐため、通常ペン先を上にして保管・持ち運びをします。
そのため通常のキャップ式のペンはキャップ側=ペン先側にクリップがついています。キャップを付けて胸ポケットに刺したときにペン先が上に来る向きです。

ところがキャップレスでペン先が上を向くようにクリップを付けるにはペンの先のほうに付ける他ありません。
www.pilot.co.jp
↑こんな感じに。
これはこれで持ちやすかったりもするようですが、基本的には邪魔でしょう。
ということでキュリダスはクリップが着脱できるようになっています。

かなり気になる万年筆ですが、今年の2月28日発売で、まだお店にもサンプルが置いてあるだけでした。
発売後、各太さの試し書きが出来るそうですのでしばらく待つことにします。


さて
近年、手書きで文字を書く機会は少なくほとんどメモ書きです。
メモ帳にはここ数年、ずっとほぼ日手帳を使っています。
万年筆を導入するならここしかありません。

ほぼ日手帳には「トモエリバー(巴川製紙所)」という紙が使われています。
薄くて裏移りしない優秀な紙ですが、インクを吸わないので乾きが遅く、万年筆との相性はイマイチです。
超軽量手帳用紙 | TOMOEGAWA

乾きを早くするには

  1. 細いペンを選んでインク量を減らす
  2. 乾きやすいインクを選ぶ
  3. ほぼ日手帳を諦める

です。
3はやりたくないので、1と2で運用可能かテストしてみることにします。
手帳自体が小さい(文庫本サイズ)こともあり、細いペン先はメリットが多そうです。

まずは万年筆自体が普段使えそうか、安いペンを買って試してみることにしました。
ということで適当に目についた Plumix を購入です。

書き味は太めの方が好みなので、他の用途にも使えるようにサイズ違いを2本購入(F:細字、EF:極細)。

何本か試し書きしましたが、ペンによって書き味が全然違います。
インクとの相性もありそう。
これは・・・沼ですね。



[2] インク選び

インクも乾きやすさを重視してプラチナのブラックに決めました。
店員によると「パイロットは比較的シャバシャバ(乾きにくい)、プラチナは乾きが早い」とのこと。

本当は紙面でインクの濃淡がわかりやすい濃紺色にしたかったのですが、同じ種類のブルーブラックは少し明るすぎるかと思い、無難な黒にしました。
インクを自分で混合して色を作れる商品もありましたが、同じプラチナでも乾き具合にかなり差がありました。

ついでに、インクを試す際に触らせてもらったガラスペンの書き心地がかなり気になります(沼)



[3] 試し書き。

かなり良い感じに乾きます。
吸い取り紙を用意しなくても使えそうです。


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字がアレなのが悲しい。
まずは丁寧に書く癖を付けるところから始めます・・・。



[ぬま] _˙³˙)))_...ズルズル

六甲山ヒルクライム(逆瀬川踏切〜一軒茶屋ルート)のみんなのタイムを集めた

ロードバイク乗ってますか?
私は寒いのでシーズンオフです。データを眺めて現実逃避しましょう。




Strava にはライド区間という、同じコースを走った他のチャリダー達とタイム比較し競争できる機能があります。
↓こんな感じです。

これによると、自分のタイム(1時間05分21秒)の順位は 3338人中1964位 です。上から数えて 58.8% の位置にいます。
リーダーボードのページをめくると、上位50%に入るには 1666位、1時間01分27秒 を目指せばいいことがわかりました。
65分21秒→61分27秒の約4分間に、300人が入っています。多いな。

実際、どのくらいのタイムにどれくらい人が集中しているのでしょうか。
ちょっと調べてみましょう。


みんなのタイムを可視化


さっきのリーダーボードから全員のタイムを集めてみました。
方法は簡単、1ページずつ気合いで Excel にコピペします。

全体をまとめると以下のようになりました。

距離 獲得標高 総人数 最速 最遅 平均 標準偏差
11.3 km 843 m 3335 人 34.73 分 225.73 分 67.05 分 21.44


次に全員分のタイムを順に並べた散布図を作りました。
オレンジの点は過去4回の私の結果です。
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図1-1 所要時間(分)/順位

Strava 区間は途中の休憩中もカウントが止まらないため、休憩した人のタイムが外れ値となり平均を大きく引き下げています。
途中で止まりさえしなければ120分には入りそうなので、120分以下を拡大すると↓になります。
この中に入るのは3335人中2678人、上位80%です。


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図1-2 [拡大]


次に5分ごとにタイムを区切りヒストグラムを作りました。

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図2 人数/所要時間(5分毎)



なるほどわかりやすい。
平均は超えていますが「どちらかというと遅い方」という感じですね。
先ほどの120分未満の中では73%の位置にいます。

120分〜65分あたりまではカーブがきつく、比較的順位を上げやすそうに見えます。
実際、何の工夫もせず4回目の挑戦で65分台に到達しました。

時間の区切り方により多少印象は変わりますが、45〜60分あたりにいる人数が多く、分布カーブもフラットになっています。ここからタイムを大幅に縮めるのが難しくなるゾーン?な雰囲気です。
ということで主な戦場はこの辺でしょう。


さて、分布とランキングから、
当面の目標は上位50%以内かつ最大ボリュームゾーンに入る、「60分切り(上位45.5%)」に設定することにします。
過去4回のチャレンジによる上達具合からは無理ではない設定かなと思ってはいますが、どんなもんでしょう。


現在のタイムおよび順位(3335人中)

ランク 日付 スピード(km/h) パワー(W) タイム 順位% 偏差値
3056 2019/10/27 6.9 km/h 123 W 1:37:41 91.6% 35.71
2380 2019/11/3 9.3 km/h 141 W 1:12:57 71.4% 47.25
2326 2019/11/10 9.4 km/h 146 W 1:12:02 69.7% 47.68
1961 2019/11/24 10.3 km/h 160 W 1:05:21 58.8% 50.79

※パワーは Strava による推定値





それにしても上位の人たちは凄いですねえ。
40分を切っているのは 41人 (1.2%) しかおらず、35分切りはなんとたったの 1人 (0.03%) です。
平均斜度 7% の坂を 19.5 km/h という平地みたいなペースで走っています。
重力かかっていないのでしょうか・・・。







追記

2019/12/14 ベストタイムを更新しました。
2019/12/29 さらにベストタイムを更新しました!
2020/01/18 さらにさらにベストタイムを更新しました!

ランク 日付 スピード(km/h) パワー(W) タイム 順位% 偏差値
1870 2019/12/14 10.6 km/h 185 W 1:03:58 56.1% 51.44
1585 2019/12/29 11.2 km/h 192 W 1:00:30 47.5% 53.05
1561 2019/12/29 11.2 km/h 189 W 1:00:23 46.8% 53.11

※パワーは Stages パワーメーターによる実測値

なんとか65分切りゾーンに入りました。
もうちょっとで60分切り達成できそうです。